Pythonとは
Pythonは1991年に開発されたインタープリタ型の汎用プログラミング言語で、グイド・ヴァン・ロッサムさんが開発されました。(linkはご本人のTwitter)
‘汎用プログラミング言語’と言われるだけあり、Excelの自動化やWebスクレイピング、APIサーバの開発から数値計算(これはNumpyありきですが)まで幅広くなんでもこなせます。個人がプログラミングで何か試してみるレベルであれば9割9分Pythonで実現できるんじゃないでしょうか。
scikit-learnやtensorflowなどの機械学習分野のライブラリも充実しており、AIに興味のあるプログラミング初学者にもおすすめの言語です。
(Pythonからプログラミングをはじめるとメモリや型とは縁遠くなってしまいますが…)
オフサイドルール(インデントによる文法の表現)を導入しており、コードの視覚的な印象がそのまま実行時の挙動につながることも言語の特徴です。例えばfor文を例にPythonとC言語を比べると以下のような差があります。
for i in range(10):
print(i)
int i;
for (i = 0; i <= 9; i++) {
printf("%d ", i);
}
Pythonはインデントによってfor文の範囲を表現している分、Cよりも見た目が簡潔ですね。
Hello, world.
では、さっそくPythonを書いてみましょう。以下はShift+Enter
で実行できます。
print("Hello, world.")
簡単ですね。数値の計算も文字列の結合も感覚的に+
演算子で行うことができます。
print('Hello,' + ' world')
print(1 + 10)
変数の定義は<変数名> = 代入したい値
で行うことができます。
a = 'Hello, '
print(a)
a += 'world.'
print(a)
簡単ですね。aはstr型になりますが、それを書く必要はないです。何も考えず、ノリだけで書けることがPythonの利点であり欠点ですね。
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