laravelで開発を行う際、logを都度ファイルから見るのはめんどうなので、logを見られるGUIを探してみました
正しく導入できると以下のような画面を出すことができます。
実行環境
Docker container php:7.4-apache
PHP: 7.4.33 (cli)
ARCANEDEV/LogViewerのinstall
基本は公式ドキュメントに従います。
https://github.com/ARCANEDEV/LogViewer/blob/master/_docs/1.Installation-and-Setup.md
install
phpのversionに合わせてversionを指定してinstallします。php:7.4.3はlog-viewer:7.0.0で大丈夫のようでした。
composer require arcanedev/log-viewer:'7.0.0'
config/app.phpの変更
installしたライブラリのclassをconfigに追加します
'providers' => [
...
Arcanedev\LogViewer\LogViewerServiceProvider::class,
],
configの変更の反映のため、以下のコマンドを実行します
php artisan log-viewer:publish
これで config/log-viewer.php が作成されるはずです。
log出力の変更
デフォルトでは storage/logs/<laravel-YYYY-MM-DD.log> を取得するように設定されています。これはlaravelのlog出力の daily 設定に合わせてあるため、 .env ファイルを変更します。
APP_LOG=single
LOG_CHANNEL=daily
この状態で php artisan tinker
などでログを出力してみると、 laravel-2023-01-21.log
のようなlogファイルが作成されるはずです。
出力設定をdaily以外で扱いたい場合は、log-viewerの方の設定をいじってください。 log-viewer.php
の pattern
を適宜変更すれば大丈夫だと思います。
...
'pattern' => [
'prefix' => Filesystem::PATTERN_PREFIX, // 'laravel-'
'date' => Filesystem::PATTERN_DATE, // '[0-9][0-9][0-9][0-9]-[0-9][0-9]-[0-9][0-9]'
'extension' => Filesystem::PATTERN_EXTENSION, // '.log'
],
画面の確認
この状態で http://<laravel-URL>/log-viewer (デフォルトなら http://localhost:8000/log-viewer
)にアクセスして、以下の画面が表示されれば導入完了です。
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